暖かいウールの選び方

流行を問わずにどんなファッションにも似合うコートを探していた私。
おしゃれ、かつ環境に優しいものを選びたい。
そんな時、このコートに出会いました!
コレ→http://www2.hm.com/ja_jp/productpage.0397438001.html
 

カジュアルにもシックにも着こなせる一枚
丈も長めで暖か
写真、真っ黒コーデで見えにくくてすいません。。。
 

フェイクレザーのハンドバッグにはVALI:DITYのキーホルダーをつけてます
VALI:DITY→http://validity.ocnk.net/
 

服のリサイクルやオーガニックコットン
リサイクル素材を使った商品等
サスティナブルをテーマに色々な社会活動をしているH&M

こちらのコートで使われているウールは100%リサイクル
既に出回っているウールを再利用し、原料にしています。

お店ではどの商品がリサイクルウールを使っているか確認できませんが、
オンラインショップではどの商品がリサイクルウールを使っているか
商品説明欄に明記してあります

近年毛皮や革製品に関しては人道的にタブーと考える人も増えてきました。
ではウールはどうでしょう?
「毛を刈り取るだけだから大丈夫」
「大きな牧場で、夏だけ毛を刈っているだけ。」
私も以前はそう思っていました。

世界で生産されるウールは年間約11億kg。
大量生産される羊毛。

動物を使った産業には120%残酷な背景があるもの。
ウールも例外ではありませんでした。
飼育環境は良いとはいえず、生後数週間後に無麻酔による断尾、去勢をされ、
毛の生産量だけを求めるあまり、丁寧に羊を扱うことなんてしません。
毛を刈る過程で羊の体に穴を開けてしまったり、虐待されたり。
羊達は血だらけになることもしょっちゅうです。

ミュールジング(※)とゆう残酷な作業も行われます。

※ミュールジングとは羊毛用に改良されたメリノ種はより多くの羊毛を採るために皮膚表面が広くシワが深くなっています。その結果、臀部・陰部のシワに糞尿がたまりやすくなりウジ虫が繁殖して、羊はウジ虫に皮膚や肉を食い破られ、死亡するケースも。こうなることを防ぐために臀部・陰部の皮膚・肉を大きく切り取る、「ミュールシング」という作業が無麻酔で行われますが、施術後も治療等は一切行われません。

年間11億kgも生産されるウール
そんなに必要でしょうか?
H&Mのようにすでにあるものをリサイクルする。
それで十分だと思います。
真実を知った時から変わればいい。
今までの間違いを認めて正すことこそが
より良い道を作っていくのだと思います。

寒い冬だからこそ、モラル的にも暖かい商品を選びたいですね。
ウールについてもっと知りたい方はこちら→http://www.arcj.org/animals/cloth/00/wool.html
 

[html_block id="258"]