【レシピ】ビーガンブーちゃんクッキー

明けまして おめでとうございます。

えっ、今頃? と思うかもしれませんね。
実は 今は 旧暦のお正月の真っ最中です。
長い歴史から見れば 新暦に変わってからの歴史は短く 日本人は 以前 お月様の満ち欠けに合わせた旧暦のこの時期に お正月をお祝いしていました。
アジアの他の国々では いまだに 月ごよみでお祝い事をしている国が多いのですが 日本は ある時に 御上のお達しがあり 国民がそれに忠実に従って 変えてしまいました。 
それ以来 ほとんどの伝統行事を つじつまの合わない新暦でお祝いしています。

「迎春」、 「干支」、 「七草がゆ」、 いまだにお正月になると耳にする言葉ですが 実は これらは 旧暦のお正月だからこそ 使える言葉なのです。
寒い中にも ふっと春のにおいが風が流れるのも、 新しい干支が始まるのも、 春の七草が生えてくるのも この時期なのです。 

という事で 実は イノシシ年は 始まったばかりです。 
今日は リクエストがあった ブーちゃんクッキーのレシピを シェアします。

このクッキーを作って お友達にプレゼントして 何気なく 豚さんのお話をするといいかもしれませんよ。 (イノシシを家畜用に改良したのが豚ですから イノシシと豚は いっしょです。)

この機会に日本にいる豚さんのことを もって知っておきましょう

http://www.arcj.org/animals/factoryfarming/00/pig.html

 

ブーちゃんクッキー

 

 

ビーガンクッキーは 卵もバターも使いませんが いろいろな粉や油や糖分の配合で 異なる触感やフレーバーのクッキーを 楽しむことができます。

 

今日は 小麦粉で作る作り方を ご紹介します。

 

お知らせ:最後にグルテンフリー対応の配合を 追記しておきました。 (2022年1月)

 

材料 

薄力粉 100g

なたね油 35g(大さじ2強)

豆乳15g(大さじ1)

てんさい糖シロップ 35g(大さじ2強) *作り方、下記参照

レモンの皮1/2個分 (おろし器で 表面の黄色い部分だけ すりおろしておく。) 

塩 小さじ1/8

 

必要な道具

粉ふるい器、 ボール2個、 木べら、 ベーキングシート、 めん棒、 ブーちゃんの抜型、 

つまようじ、 薄くて平らなスパチュラ(ナイフでもいい)、 オーブン

 

作り方

 

  1. オーブントレーに ベーキングシートを 敷いておく。

 

  1. 薄力粉をふるいにかけて ボールに受け取る。

 

  1. 別のボールに なたね油、てんさい糖シロップ、豆乳、レモンの皮、塩を入れて 乳化して ドロッとした状態になるまで よく混ぜ合わせる。 

 

  1. 木べらなどで 薄力粉と2の液体を さっくりと 混ぜ合わせる。

 

  1. さらに 手で 一様なるまで混ぜて ベーキングシートの上に置く。

 

  1. もう一枚のベーキングシートを上にかぶせ 生地をサンドイッチする。

 

  1. めん棒を使って 4㎜くらいの厚さに 伸ばす。

 

※ここで ベーキングシートにサンドイッチしたまま 冷蔵庫で1時間ほど休ませると この後の型抜きがしやすいです。 特に暑い季節にはお勧めします。  
 
  1. このあたりで オーブンを180℃に予熱しておく。

 

  1. 生地をブーちゃんの型で 抜く。

 

※型抜きクッキーのコツとして 回りの方から 隙間なく型でぬいてしまい 最後に 回りの生地を 手で取り除きます。

 

  1. 抜いたものを スパチュラ(ナイフ)を使い オーブントレーに移す。

 

※生地は こわれやすいので やさしく丁寧に移します。

※できるだけ 同じ間隔を空けておくようにしましょう。

※際がくっきり抜けていない場合は 爪楊枝で 余分な生地を取り除きます。

 

  1. 予熱してあったオーブンに入れて 12分~15分 焼く。

 

※焼く時間は クッキーの大きさ、 厚さ、 クッキー間の間隔によって 変わってきます。

 

  1. 焼きあがったら 網の上に移動して 冷ます。

 

※ビーガンクッキーは 割れやすいので 落とさないように注意! 

 

このブーちゃんクッキーには 煎り玄米粉を使ったので ちょっと茶色いです。

 

ポイント

 

  1. てんさい糖シロップを メープルシロップ、アガベシロップなどに変えてもいいです。 (味や甘さが 変わります。)

 

  1. 生地は できるだけ  同じ厚さに伸ばして型でぬき 同じくらいの間隔をあけて 置くようにします。 そうしないと 焼き上がりにムラができ あるものは 焦げ目がついたり あるものは まだ焼け切れていなかったりします。

 

てんさい糖シロップの作り方

 

てんさい糖シロップを常備しておくと お菓子作りにも お料理にも とても便利です。 多めに作って瓶に移し 冷蔵庫に入れておくと 長期保存できます。

 

材料

  甜菜糖 2カップ 水 1カップ レモン汁 小さじ1/2
 

作り方

鍋に 甜菜糖と水を入れて 火にかける。 一煮立ちしたら 火を弱火にして そのまま5分 煮詰める。 粗熱が取れたら、レモン汁を入れて よく混ぜる。 

 

クッキー いろいろ

 

型抜きクッキー作りは みんなで一緒に作ると より楽しいです。 

いろいろな型を使って 是非 家族やお友達と一緒に作ってみてくださいね。

 

今回の配合で作ると こういう色に仕上がります。

 

牛さんにアルファベット“VEGAN”を 刻印してしまいました。 

 

小麦粉10g分をココアに変えて作ったお馬さんクッキーです。

動物さん全員集合!

 

Happy Cooking !

 

追記

 

グルテンフリー材料

製菓用米粉 60g‥‥A
片栗粉 20g‥‥A        
アーモンドパウダー  20g‥‥A

 

てんさいシロップ30g‥‥B
塩 小さじ1/8‥‥B                   
菜種油 30g‥‥B

 

1. Aをよく 混ぜ合わせる。 
2. Bをよく 混ぜ合わせる。
3. AとBを切るようにして混ぜ合わせて まとめる。

豆乳 適量 : 3の生地がまとまらない場合、様子を見ながら 少しづつ加える。
 

成形・焼成の仕方は 上記小麦粉の作り方の 5 ~12を参照。 ただ、焼成は オーブンの温度を下げて170℃で 15分にしてみてください。 

 

プロフィール

米沢 玖来乃くりな
自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、シャーシャ(飼い犬)との散歩 

Magical Soy 魔法の大豆クラス
Japanese Vegan Sushi ビーガン寿司クラス

Kurina’s Cooking Class

場所:埼玉県入間郡毛呂山町

開催しているクラス: 
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
 4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。
「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ:http://kurinascooking.la.coocan.jp/
「Macrobio-vegan Life」 ブログ : https://kurinascooking.blog.ss-blog.jp/
料理検索ガイド クスパ  http://cookingschool.jp/school/kurinascooking

オンラインレッスン:
Magical Soy 魔法の大豆クラス:
https://www.airbnb.jp/experiences/1879245

Japanese Vegan Sushi ビーガン寿司クラス:
https://www.airbnb.jp/experiences/1728883

 

 

[html_block id="258"]