イタリアの老舗仕立て屋フォレストが2013年に立ち上げたブランド「セイブ・ザ・ダック」。
その名の通りダウンを使わず、「プラムテック」と呼ぶ中綿を使用したハイテク素材だ。
「SAVE THE DUCK」はそのものすばり「あひるを救え」だ。
同ブランドサイトには次のようにも書かれている。
WE RESPECT ANIMALS (私たちは動物を尊敬する)。
『私たちは動物を尊敬する。
私たちは本物のダウンを使っていない。私たちの衣服はプラムテックでつくられている。
フワフワしたダウンに似て保温効果のあるハイテク素材だ。』
ダウンの採取過程における残酷なライブハンドプラッキング(生きたまま羽をむしる)の問題が明らかになってから、ダウンを拒否する消費者の動きが欧州では高まっている。
ファッション性が高く、速乾・通気性に優れ、動物の犠牲のない「セイブ・ザ・ダック」は、日本でも通販で購入できる。
この冬「ダウン」を購入しようと考えている方は、「SAVE THE DUCK」で検索してみてはいかがだろうか?動物性の素材は、エシカルな時代にふさわしくないものになりつつある。
写真はライブハンドプラッキングされた鳥たち。
はたして、こんな犠牲が必要だろうか?
(c) VIER PFOTEN | R&D www.vier-pfoten.org