【レシピ】ジンジャーブレッドマンクッキー

クリスマスが やってきます!
子供の頃は ウキウキと気持ちが華やいで 楽しみでしかなかったクリスマスですが 食用にされる動物たちの現実を知ってからは 複雑な気持ちで 迎えるクリスマスになってしまいました。
この時期になると 広告もレシピも チキンにデコレーションケーキや 動物性食品が目白押しになります。  
日本では いつの頃からか クリスマスは チキンや生クリームたっぷりのデコレーションケーキを食べる日になってしまいました。  普段は そういうものをあまり食べない人でさえ クリスマスには 意識して 買ったり食べたりしていますからね。

クリスマスは けっして チキンを食べなければいけない日でも デコレーションケーキを食べなければいけない日でも ありません。
クリスマスは キリストを礼拝する日ですが 同時に 自分の幸を 誰かと分かち合う日でもあります。  
その精神は 普段から苦しんでいる者にこそ 向けられるべきなのではないでしょうか、、、。
普段食べている お肉や乳製品、卵など 動物の苦しみの結晶とも言える食品を 食べないようにする日であった方が よりクリスマスにふさわしいのではないかと思います。

今日のレシピは クリスマスによく作られるジンジャーブレッドマンクッキーです。
グルテンフリーバージョンです。  もちろんビーガン仕様でもありますから 小麦アレルギー、卵アレルギー、乳製品アレルギーのある方も 安心して食べられます。
クリスマスという特別の日なので 粉砂糖を使ってアイシングをしています。
白砂糖に関しては ビーガンの方は 精製過程の骨炭使用の事が 気になる方もいるかと思います。  私もその一人なので これに関しては メーカーに問い合わせています。 
わかったことは どこのメーカーだから大丈夫、どこのメーカーだから大丈夫じゃないという単純なものではないということです。 
製造をどこの工場で行っているかということが鍵で またその構造も複雑です。 
同じメーカーの同じパッケージのものでも200g 入りはアウトだけれど1㎏入りはOKだったりします。  ということで ご参考のために 材料のところで だいじょうぶなパッケージの画像を入れておきますね。

グルテンフリーにこだわらない方は 生地の作り方は このレシピではなく 過去のブーちゃんクッキーの生地を 使って作ってみてください。 
その方が 生地がしっかりしているので 作りやすく 食感も いいです。

今日のレシピは アイシングが加わるので どちらかというと上級編です。
短時間で済ませたい、面倒なのは嫌という方は アイシングなしで クッキーだけ作ってみてくださいね。

ジンジャーブレッドマンクッキー

準備する道具

ボール、計量スプーン、量り、
ジンジャーブレッドのクッキー型
麺棒
クッキングシート
オーブン
クーリングラック(クッキーを冷ます網)
クリームしぼり袋

材料 

クッキー生地

    Ⓐ 
製菓用米粉60g
片栗粉 20g
きなこ20g
シナモンパウダー小さじ1/2      
ジンジャーパウダー小さじ1/2
ナツメグパウダー小さじ1/4、
クローブパウダー小さじ1/4 

*スパイスの種類と量は お好みで調整してください。

 Ⓑ
なたね油30g
てんさい糖シロップ、あるいは黒糖シロップ30g
塩 小さじ1/4                               
豆乳10g~20g (量は 様子を見て調整)

ご参考のために 私が愛用しているお菓子作り用の油と米粉の画像です

アイシング

粉砂糖 100g    豆乳 大さじ1    レモン汁 小さじ1/4

骨炭を使用していない確認の取れた粉砂糖です。

作り方

  1. 生地を作る。 Ⓐの粉類を ボールに入れて 混ぜ合わせる。
  2. Ⓑの液体(豆乳はこのうち10gだけ)を もう一つのボールに入れて 小さな泡だて器かフォークで 混ぜ合わせる。
  3. 1と2を混ぜ合わせる。 このあと麺棒で 生地を伸ばすので もし生地がパサついていたら ここで 豆乳を少しづつ加え スムーズに伸ばせるような 柔らかさに調整する。 そして ひとまとめにする。
  4. ベーキングシートの上に 生地を置いて その上から もう1枚のベーキングシートをかぶせる。 上から麺棒を押し当てて 生地を平らにする。
  5. そのまま ベーキングシートの上から 厚さ2㎜~4㎜くらいに伸ばす。 
    *余裕があれば 伸ばしたものを ベーキングペーパーで サンドしたまま 冷蔵庫で30分くらい休めます。 そうすると生地が固くなり 次の作業の型抜きが しやすくなります。

    *できるだけ均一に伸ばすようにします。 厚さに差があると 焼いた時に ある者はちょうどよく焼けて ある者は 生焼けということもあるので 様子を見て 薄いのは最初に出して 厚いのはもっと焼くという 手間が必要になるかもしれません。
  6. ベーキングトレー(天板)に ベーキングシートを敷いて クッキーを置くための準備しておく。
  7. ジンジャーブレッドマンの型で 抜く。
    • *生地を休めていない場合は 生地が型にくっついてくることがあるので 米粉をボールに入れたものを用意し 抜くたびに 型を 米粉につけてから 余分な米粉を振り落とし それから 型で抜くと くっつかずに 抜きやすくなります。

  8. 型を抜いて残った生地は 再びまとめて 麺棒で 伸ばす。 この時は 生地が乾燥していることが多いので ほんの少し豆乳を加えなければいけないかもしれません。
  9. 生地がなくなるまで まとめて伸ばして型を抜くという作業を続ける。
  10. 上記の作業をしている途中で オーブンを180℃で 予熱しておく
  11. クッキー生地の乗ったベーキングトレーをオーブンに入れて 10分~15分 焼く。
    *焼く時間は 厚さによって変わるので 様子を見ながら 取り出す。 目安としては いい香りがしてきたら 焼けた合図。
  12. クーリングラック(網)の上に取り出して冷ます。

    この写真を撮影した時はココアクッキーにしたので 茶色の子どもたちになっています。
  13. アイシングを作る。 粉砂糖と豆乳を ボールに入れてよく混ぜ合わせる。
  14. 最後にレモン汁を加え ゆっくりトローンと落ちてくる固さに調整する。

    *アイシングが柔らかすぎると このあとクッキーに絞りだすときに 絞ったラインが広がってしまうので 柔らかくしすぎないこと、かと言って固すぎても絞りづらいので ちょうどいいかたさにするのが アイシング作りのポイントになります。
  15. アイシングを しぼり袋に入れる。 そして先っぽのところを ハサミで小さく切る。
  16. アイシングを試しに ちょっと絞ってみる。細すぎたら もう少し切って 大きな穴にする。
    *太すぎてしまわないように 最初は小さめに切ることをお勧めします。
  17. クッキーに目や口、髪の毛など 自分が描きたいものを 描く。

    安定したラインを描くためには 腕をテーブルにつけて動かないようにすることも大事です。


    かわいいボーイの仕上がり


    かわいいガールの仕上がり


    同じ生地で ジンジャーブレッドマンちゃんたちのおうちも 作ってみました


    うちの後ろで かくれんぼしている男の子です。

ノート

  1. このレシピのクッキーは固い仕上がりなので どうぞ ご了承ください。   
    (子供のあごの発達のためには いいのではないかと思います!)

    以下 言い訳
    最初に紹介したように 今回のこのレシピは グルテンフリーのビーガン仕様です。
    グルテンの入らない粉で 焼き菓子を作ろうとすると どうしても 固い仕上がりになります。 それを克服するためには いろいろな工夫が必要になってきます。  ナッツ類を加えたり 水分を加えないことによって サクサクのクッキーにしあげることも可能です。 でも その場合 生地がホロホロとしているので 型で抜くことができません。  ビーガン仕様で 卵やバターを使わないのに加え 私は ショートニングや ココナッツオイルの使用も控えたいので ハードルが一段と高くなってしまいます。  いろいろと試作したのですが 今の段階では 型で抜くクッキーは どうしても固い仕上がりになってしまいます。  柔らかくするために 何かいいアイディアがあったら教えてください。
  2. 過去にもクリスマスに向いたレシピを公開していますので 覗いてみてください。
    こちらはフカフカ柔らかです。
    かぼちゃマフィンクリスマス版

Happy Cooking !

プロフィール

米沢 玖来乃くりな
自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、一人で自然と戯れる散歩 
Kurina’s Cooking Class

場所:埼玉県入間郡毛呂山町

[開催しているクラス] 
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
 4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。

「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ: http://kurinascooking.la.coocan.jp/
「Macrobio-vegan Life」 ブログ : https://kurinascooking.blog.ss-blog.jp/
料理検索ガイド クスパ:http://cookingschool.jp/school/kurinascooking

[オンラインレッスン]
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