何ともその姿が かわいらしい “いちご”です。
春には ぴったりの果物ですね。
今や クリスマスのあたりから出回っている苺ですが その旬は 春も終わりに近づく 5月だということ ご存知ですか?
クリスマスやお正月の時期に合わせて 温室栽培すれば たくさん売れる!と 苺は いつのころからか 温室栽培して販売されるのが あたりまえになりました。
無駄な燃料や農薬を使い 育つ環境を無理やり作って育てる野菜や果物は 不自然で 生命力に乏しいです。
そのような理由で マクロビオティックでは その土地で取れた旬の野菜や果物を食べることを 大事にしています。
現実的には 旬の露地栽培のいちごを手に入れるのは 今の時代 容易ではないです。
ですから 今日紹介する“苺だいふく”、 普通のスーパーで買った苺で作って 大丈夫です。
一般的に売られている苺は 粒がそろっています。 露地栽培は こうはいきません。
何よりも 一番 気にしなければいけないことは 自分が “おいし~い!”と言って食べる裏側で だれかを苦しめていないということです。
食にこだわる時 人は “自分の体にいいもの”を 一番の基準として考えがちです。
そこから一歩進んで “その裏側で苦しむ者たちを生み出していないかな?” と考える習慣を身に着つけたいですね。 人間だけではありません。 動物の事も思いやってくださいね。
苺だいふく
“いちごだいふく”と検索すると テキストのレシピもYouTubeも いろいろと 出てきます。
そのほとんどが 電子レンジを使用する方法です。
ここでは 蒸し器で作る方法を紹介します。
電子レンジはイヤ!いう方には 貴重なレシピかもしれませんよ。
材料 (小10個分)
片栗粉 1カップ
白玉粉 80g
水 80g+20g
小豆あん 120g (レシピhttps://kurinascooking.blog.so-net.ne.jp/2014-05-15)
いちご 小10粒
作り方
1.片栗粉を 鍋に入れて 極弱火で サラサラしてくるまで 煎る。 (時間にして5分~10分)煎ったら バッドに広げておく。
*一般のレシピに この行程はありません。 でも これをしないと 生で片栗粉を食べることになります。 煎った方が体に優しいですし できた大福も よりおいしいです。
煎りはじめ
充分 煎って サラサラになった状態
2.こしあんは 10等分して ボール状に丸めておく。
3.いちごは よく洗って ざるに 上げる。
*一般的ないちごは 農薬量の使用が多いので しばらく塩水につけておくと 多少 農薬が 外に出てくるような気がします。
4.蒸し器に 水を張って 火にかけておく。
5.ボールに白玉粉と水80gを入れて よく混ぜる。 よく混ざったら残りの20gの水を加えてゆるめる。
*白玉粉は 水を一度に加えると よく混ざりません。 同量くらいの水で混ぜて一様にしてから 残りの水を加えます。
白玉粉は もち米でできています。こんな風に かたまり状になっています。
最後は こんな状態
6.ボールに入れた生地をそのまま 蒸し器に入れる。 ふきんを鍋とふたの間に噛ませ 水滴が落ちないようにする。 中火で12分くらい蒸す。
7.蒸しあがった生地を 広げてあった片栗粉の上にのせる。 まだ温かいうちに 手で10等分にちぎる。
8.ちぎった生地を手で丸く伸ばし その上に丸めておいたあんこを置く。 あんこを生地でくるむ。
9.表面に 片栗粉をまぶしてから 皿の上などに置く。
キッチンバサミで 思い切って 上部に切込みを入れ いちごをのせる。
ノート
1.片栗粉は 後で残らないようにと 少量でやろうとすると 成形するときに 生地がくっついて 大変になってしまいます。 残った片栗粉は もう一度 軽く煎っておけば 再利用できます。
2.白玉粉を100%使用しているので この大福は 翌日でも 柔らかいです。 翌日食べないときは フリーザーに入れて取っておくこともできます。 食べるときは自然解凍してください。
Happy Cooking !
プロフィール
米沢 玖来乃
くりな
自称 Macrobiovegan マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、シャーシャ(飼い犬)との散歩
~Kurina’s Cooking Class~
場所:埼玉県入間郡毛呂山町
開催しているクラス:
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。
「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ: http://kurinascooking.la.
「おいしいマクロビオティック」 ブログ : http://kurinascooking.blog.so-net.ne.jp/
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