揚げ物最強伝説!
「コロモが美味しい、大豆ミートの串カツ」
今まで、皆さんにパン粉を使った揚げ物を紹介していましたが、本当にごめんなさい、もっと簡単に、さらに美味しく、崩れないコロモの作り方を発見しました。過去のレシピもこのやり方で調理してください。
卵を食べる方々は、薄力粉、溶き卵、パン粉の順にコロモを着けます。溶き卵は油による加熱でタンパク質が固まり、ヨロイの様に素材を、油の侵入から守る役目を果たしています。アニマルライツな調理、卵を使わない方法は、かつてこのコーナーで紹介した通り、薄力粉、水溶き薄力粉、パン粉の順にまぶして揚げます。しかしこの方法はコロモの強度が弱く、揚げている途中で崩れてしまうアクシデントがあったと思います。素材のジューシーさが失われ、油っこくなってしまいました。
さて、ここで材料を薄力粉から強力粉に変え、さらに小麦タンパク(グルテン粉)を加え、水で溶きその上にパン粉をまぶして揚げる方法を提案します。薄力粉を最初にまぶす工程はしなくていいのです。コロモが美味しく中はジューシーなカツやフライ、コロッケを簡単に作ることが出来ます。お試しあれ!小麦タンパク(グルテン粉)は富澤商店など、食材を扱うお店で購入できます。(写真1)無ければ強力粉だけでも出来ます。
材料 約12串分
大豆ミート ブロックタイプ80g
生姜 10g
みりん 50cc
醤油 50cc
ビーガンだしの素 (オーサワの中華だしを使用)5g
玉ねぎ 1個
揚げ油 適量
強力粉 70g
小麦タンパク 10g
パン粉 100g
付け合わせの野菜(キャベツ トマト ブロッコリー)
竹串
作り方
- 大豆ミートを鍋に入れ浸るくらいの水を入れ火にかけ、沸騰したら火を止め冷めるまで待つ。
- 冷めたらザルにあけ、水で3回洗い臭みを取る。大豆ミートを壊さないように優しく扱う。
- 鍋に大豆ミート、かぶるくらいの水、ビーガンだしの素、みりん、醤油、すりおろした生姜を入れ、落し蓋をして煮汁が半分くらいになるまで煮る。
- 大豆ミートが冷めたところで大豆ミートと同じくらいの大きさの櫛形に切った玉ねぎと交互に串に刺す。
- 深めの皿に強力粉と小麦タンパクを混ぜ水で溶かす。すくってぽたりと落ちるくらいの濃さにする。
- 串に刺した大豆ミートを5に絡め、パン粉をまぶして180度の油で揚げる。玉ネギに火が通った頃に引き上げる。
- 千切りキャベツ、ブロッコリー、トマトと盛り付ける。下味がついているのでソースはお好みで。召し上がれ。(写真2) (写真1)
(写真2)
レシピ提供:フィットネスインストラクター マクロビオティック師範 小池美穂子