9月20日に発売された、DAYS JAPAN10月号の特集は化粧品の動物実験。
編集長の丸井春氏が動物権利団体や動物実験に反対し続ける英国の企業ラッシュジャパンに話を聞き、その実情をまとめている。
化粧品(医薬部外品含む)の動物実験はEUでの禁止や、日本での運動の盛り上がりを反映し、日本企業も近年次々と廃止を決定してきている。それでもまだ、日本国内には化粧品の動物実験を続ける企業が一部あり、また消費者の声が届きにくい原材料メーカーで継続されているケースがある。
これまで多くの動物達が犠牲になってきた。
象徴的なウサギも、マウスも、ラットも、モルモットも、、、
改めて写真を見ると、その苦しみが迫ってくる。
そしてこれらはやはり【無用な犠牲】であったのだろうとつくづく思う。
なぜなら、人の皮膚と動物の皮膚、目の作り、代謝すべてが異なっているからだ。
さらには化粧品というものにたいしてこの苦しみが必要であったとは到底思えないからだ。
今の日本に、動物実験に関して拘束力のある法律が存在しない。
だれでも、どこででも動物実験ができるという恐ろしい状態にある。
動物を守るために、監視と規制は必要であり、それは経済活動であっても規制されてしかるべきなのではないだろうか。
動物はただの所有’物’ではないのだから。
この10月号には、動物実験で苦しんだ後に孤島に捨てられ、孤独に苦しんでいるチンパンジーの話も掲載されている。
なんとも人間の身勝手な行動に、驚くばかりだ。
でも気にかけ、次の一歩を踏み出すことで、私たちは彼を、またはこれから犠牲になるであろう彼らを救うことができるのだ。
(下記リンクから飛ぶと、売上の一部が動物のために使われます)