Paul McCartney

世界中のアーティストでこの人ほど動物に貢献した人はいないでしょう。

ポール・マッカートニー卿

音楽についてはここに書くまでもありません。
Sir James Paul McCartneyは、ザ・ビートルズのとして、数多くの楽曲を作詞作曲、世界の音楽シーンを変えたといわれます。
ビートルズ解散後も、ソロのアーティストとして数多くのヒット曲を生み出してます。
そして73歳の今も現役。ヒットも生み出し、数多くのショーを行い続けています。

1997年には英国のナイトの爵位を授与されており、ポール・マッカートニー卿と呼ばれるのはそのため。

偉大なアーティストとしての顔とともに、彼は偉大な動物の権利活動家でもあります。
彼は動物の権利団体PETAの強力なサポートでもあり、ベジタリアンのキャンペーン、毛皮のために行われるカナダのアザラシ漁反対キャンペーン、動物園に反対するキャンペーン等、様々な活動を行っています。
その活動内容も最前線であり、カナダのアザラシ猟の現場にも駆けつけています。
日本に来日する際は、そのコンサート会場での動物の権利に関するチラシの配布をさせてくれています。

彼を突き動かすのは、「動物への思いやり」。
2015年、Meat Free Mondayについてアニマルライツセンターとベジプロジェクトのインタビューの中で、
「ベジタリアンであることがとてもハッピーだよ。

いろんな理由で素晴らしいと思う。

一番の理由は、動物への思いやり。

僕にとってはそれがとても大事なことだと思う。
健康のためにも良い。

そして地球のためにも!
この地球の未来、次の世代のために。」

と語っています。

2016年1月4日に'Out There' ツアーの際の食事についての動画をアップしています。
インドアのショート、野外のショーでは野外のショーの時のほうが300ポンド野菜の消費量が違うそうです。
そして、すべてのクルーの食事1日480食のベジタリアンミールを提供しています。


 

同インタビューの中で、ベジタリアンになったきっかけを語ってくれました。
「とても昔、30年以上前、僕は自分の農場で羊とその子供の子羊を飼っていたんだ。小さい赤ちゃんの子羊。

 

子羊たちがとても楽しそうに草原で遊んでいて、僕たちはラム肉を食べていた。

その時はベジタリアンじゃなかったから、僕たちは子羊の肉を食べていた。

僕たちが食べている料理が、この生まれたばかりの美しい小さな動物と同じものなんだと、その時に繋がったんだ。

彼らは人生を楽しんでいる!そして僕たちは彼らの死体を食べている。

僕たちは彼らを食べることを止める方が良いのではないかと話し合った。そしてそうしたんだ!

今は僕の農場では、子羊たちは年寄り羊になるんだ(笑) 寿命を全うするんだよ。

 

子羊たちはやっとの思いで生まれてきて、この世界にお母さんと一緒にいて、仲間と楽しんでいて、そして、殺される。

僕は、それを必要ないと思った。だから羊たちは今僕と一緒に生きている。

僕は幸せで、ベジタリアンフードを食べて、体も強くなった!

そうだね、僕は楽しんでいるし、良いと思う。クリーンで健康なライフスタイルだと思うよ。これがベジタリアンをスタートした理由。」

 

'My Valentine' 

ポールのバラード'My Valentine'(特別な人)(アルバム'Kisses on the Bottom')のPVには、ヴィーガンのナタリー・ポートマンと、ジョニー・デップが出演しています。
※ジョニーは2013年からVEGAN

 

※ポールは卵も避けPETAの会員であり、アニマルライツであるためVEGANに近いと思われるが、自分ではベジタリアンであると公言しVEGANとは公言していない。

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