【レシピ】大根菜飯

新米が 食べられる季節になりました!

この時期は お米をはじめ 多くの自然界の植物や作物が成熟します。
私たちは それらを 収穫させてもらって 自分たちの食料としています。

そんな恵みに感謝することを忘れないために “勤労感謝の日”という祝日が存在しているのだと 私は 解釈しています。 

そこで 今月は お米を使ったお料理を 紹介したいと思います。
もうじきやってくる “勤労感謝の日”、何気なく過ごすのではなく 
是非 新米を炊いて 感謝しながら 美味しいご飯に 舌鼓を打ってくださいね。

ほんとうは 新米は いじりまわさないで 普通に炊いて ただそのまま食べたり せいぜい塩むすびにして食べるのが 一番おいしい!と 思います。

でも それでは レシピ紹介としてはちょっと物足りないので 炊いたご飯に ちょっとプラスしたレシピを ご紹介します。

みずみずしい大根も 出回ってきたので その大根葉を組み合わせた“大根菜飯” (だいこんなんめし) です。

私が住む地域では 今の時期 大根は 葉付きで売られているのが一般的なので それを無駄にしないためにと思いついた一品です。
でも 都市部に住んでいる方は 葉付きの大根が手に入らないということもあるかもしれませんね。  もし 気軽に手に入らない場合は 小松菜やほうれん草に変えて 作ってみてください。

マクロビオティックでは ”一物全体“ということを 大切にします。

自然が作り出すものに 無駄なものは一つもない、 持っている物すべてがあってこそ、それが そのものであるということです。 

人間が 食べ物をいただく場合は できるだけ全部をいただいた方が いろんな意味で バランスが取れるという考え方でもあります。  

大根も白い身だけではなくてその上についている緑色の葉っぱも その大事な一部ですから できれば 葉もいただきたいものです。

一物全体は 食べ物に限ったことではなく 私たち ひとりひとりの人間や動物、そして 自然界に存在している物すべてに 共通しています。

それは 超わかりやすく言うならば たとえば 自分の眉毛が嫌、こんな眉毛が欲しい!と思って 眉毛を剃って ペンで描いたりしない方がいいということです。  

自分を受け入れて 自分に 自信を持つことが 今の時代は ことさら 大事なことではないかなと 思います。  
ちょっと 難しいんですけどね、、、。 
(私も 眉毛は剃りませんが 白髪を染めていて なかなか 自分のすべてを受け入れることはできません、、、。) 

大根の葉から 話が 飛んでしまいましたが 今月は 是非 新米と大根葉で おいしいご飯を味わってみてください。

玄米で作ると もっと味わい深いのですが 今回は 緑と白のコントラストを楽しむために 白米で作ってみました。

材料

炊いたご飯 適量
大根の葉 適量
塩 少々

作り方

1. 大根の葉は 茎の部分から 葉をむしり取る。

 ※茎の太い部分は固いので この大根菜飯には使いません。 
でも じっくり煮詰めると柔らかくなるので 他の料理に使用できます。 
細い部分は 柔らかいので この後で そのまま 葉っぱと一緒に煮ます。

2. 鍋にお湯を沸騰させ、大根の葉を入れて 2~3分 湯がく。 冷水に取り出す。

3. 冷水から葉を取り上げて 固く絞る。 そしてみじん切りにする。

煮てみじん切りにすると うんとカサが減ります。

4、炊き立てのご飯に 塩と一緒に加え 混ぜ合わせる。 

 ※できるだけ ご飯をつぶさないように 切るようにして混ぜます。 塩加減は お好みで調整してください。 おにぎりにして食べる場合は 多少多めに、他のおかずと一緒に食べる場合は 加えなくても大丈夫です

5. 自分の好きなようにして いただく。

ご飯茶碗によそって。

おにぎりにして。

エッグレス炒り卵(https://hachidory.com/food/00/id=1229/
と一緒に混ぜご飯にすると ちょっと華やかになります。

こんな風に てまり寿司風にすると ひな祭りやちょっとしたパーティーの一品にもなります

大根の身の方は いろんなお料理に変身できます。

ふろふき大根に。

甘酢に漬けたり 梅酢につけたり。

紅葉をあしらって 秋装いの大根食卓です。

大根は 身体にたまった余分な脂肪分や毒素をデトックスする力、熱を下げる力、一緒に食べる他の食物の油分やたんぱく質を分解する力の強い スーパー野菜です。

お料理への応用範囲も広いうえに これからの旬の大根は みずみずしくて とっても美味しいですから た~くさん 食べてくださいね!

以前に紹介した 餅しゃぶしゃぶでも 大根葉を使っていますので 大根葉の利用法に香味のある方は 見てみてくださいねhttps://hachidory.com/food/00/id=1035/

Happy Cooking !

プロフィール

米沢 玖来乃くりな
自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、一人で自然と戯れる散歩 
Kurina’s Cooking Class

場所:埼玉県入間郡毛呂山町

[開催しているクラス] 
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
 4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。

「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ: http://kurinascooking.la.coocan.jp/
「Macrobio-vegan Life」 ブログ : https://kurinascooking.blog.ss-blog.jp/
料理検索ガイド クスパ:http://cookingschool.jp/school/kurinascooking

[オンラインレッスン]
Magical Soy 魔法の大豆クラス: https://www.airbnb.jp/experiences/1879245
Japanese Vegan Sushi ビーガン寿司クラス: https://www.airbnb.jp/experiences/1728883
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