結婚を控えたヴィーガン、ベジタリアンの方に伝えたい、
多くの結婚式場は、完全植物性でエシカルな結婚式を実現してくれるということを。
2010年、結婚式を完全なヴィーガンでできるのか不安に思いながら、ホテルの結婚式場、2つ星レストランの結婚式場、ゲストハウスなどを見て回りました。
当時、ウェディングのどの情報サイトにも情報誌にも、ネットで検索しても、普通の結婚式場でヴィーガン結婚式を日本で挙げたという情報を見つけられなかった私たち夫婦は、「どこまで妥協できるのか」「妥協するくらいなら結婚式は取りやめ!」、そんな話をけんか腰でしながら、見学の予約をしました。
けれども、驚いたのは、見て回った式場のすべてが、対応できると答えてくれたこと。
中にはシェフがその後ベジタリアンレストランに行って研究してくれたというところもあったほど。
試食会にも行き、おいしくて、創作性に溢れ、くつろげる式場を選びました。
そう、つまり、選び放題だったということなんです!
ヴィーガンウェディングのこだわりは食事だけではありません。
ウェディングドレス、着物は動物性ではNG。ウェディングドレスはシルクをさけるのはそれほど難しいことではありませんでした。着物は私は式場に合っていませんでしたので選びませんでしたが、いくつか選択肢はありましたので、不可能ではないと思います。
メイクアップは、CrueltyFreeでヴィーガンのコスメを使ってくれるメークさんがいらっしゃり、その方にお願いしました。動物実験をしない化粧品ブランドはたくさんありますので、これもそれほど問題はありません。
自分のメイク道具を持ち込むこともできました。
招待状には、ドレスコードに、毛皮はご遠慮ください と付け加えます。
引き出物の一つのクッキーはVEGANのものを注文。しかも障害者支援にもつながるもので、なんとなく貢献。
当時よりも今のほうがヴィーガンの引き出物になるクッキーやらなにやら選択肢は多いので、なにも心配することはありません。
ケーキ入刀は、VEGANのケーキ屋さんも見に行きましたが、大好きな動物実験をしないラッシュのヴィーガンソープ入刀に変更しました。きちんと小分け袋も用意してくれましたので、そのままみんなに持って帰ってもらうことが出来ます。
あとの演出はどこまであなたがこだわるかです。
ヴィーガンのアーティストの音楽をたくさんBGMで流したり、動物の写真を飾ったり、お迎えの挨拶に食事の説明を入れたり・・・
一生に一度のすてきな一日、
エシカルで思いやりにあふれ、そしてゲストも、貴方自身も幸せになれる一日を過ごしてください。