りんごが美味しい季節になりました。
北穂家は農家さんとの契約で、いろんなりんごが送られてくるのですが、中には酸っぱく感じる種類があります。
そういうときは煮て食べると、ただのりんごがスイーツと呼べるデザートになるのは、ご存じの方も多いと思います。
ところで、煮りんごは砂糖を多めに使うとペクチンが働き、お菓子っぽくなって美味しいけれど、
ウチにはダイエット中の人間と動物がいるため、砂糖を控えめにしています。
その物足りなさを補うために、仕上げに岩塩を振りかけるのが、ウチんち流「塩りんご煮」です。
これは北穂がむかし、究極のアップルパイ作りを目指していたときに、たくさんりんごフィリング(煮りんご)が余ってしまい、
そのまま食べるのに飽きて、塩をかけて味変して消費していた頃からやってる食べ方です。
そのルーツは、わたしがバイトしてたケーキ屋の職人さんがやってて美味しいそうだったという記憶なので、わたし的には由緒正しい。
べつにレシピというほどでもないのを、一応紹介します。
りんご以外でも、切ってみて固かった梨、熟していなかった洋梨なんかでもやることがあります。
【材料】
りんご2個 (紅玉など適してる)
てんさい糖 大さじ2
水200cc
【作り方】
①鍋に切ったりんごと砂糖、水を入れる。水はヒタヒタの量がよく、鍋の大きさにより調節する。
②20分ぐらい煮る。
③水気がなくなったら(写真ぐらいに)、冷まして岩塩を振る。
もちろんそのままデザートとして食べてもいいし、オススメなのはぜひ、
このりんご煮を焼いたパンにのっけて、塩りんご煮トーストを食べてみてください。
ヴィーガンが涙する懐かしい美味しさです。