内閣府内部の方からの働きかけにより、内閣府の食堂にベジメニュー(ヴィーガンメニューを中心としたベジタリアンメニュー)が登場します!!!
環境省でも、農林水産省でもない、内閣府が、環境にも動物にも人にもやさしいベジメニューをいち早く導入するという結果になりました。
議員会館の食堂などにいくと、食べられるものは、かっぱ巻き(800円とかします!怒)、コンビニでおにぎり、タリーズでベーコンを抜いてもらったトマトソースパスタが食べれるのですが、この永田町の閉鎖された空間でそれしか食べられないということはなかなか厳しい状況であったと思います。
中に勤務する方の食の多様性は、一般と変わらず広がっており、今後、内閣府での取り組みを先進事例として他の省庁にも広がることが期待されます。
(できれば私たちも足を運ぶ機会のある議員会館にも入ってほしいものです。切実な願いです。)
中央省庁にお勤めのみなさま、ハッピーヴィーガンランチ*を毎週金曜日に楽しんで下さい!!!
*主にヴィーガンでありときによっては乳製品卵製品が入る可能性があります
内閣府関係者からの報告
内閣府・内閣官房の職員食堂が、平成29年3月17日(金)より、ベジ・ランチを試験的に導入することとなりました(主にビーガン対応)。おそらく、自分の知る限り、日本政府の各省庁の中では初めてのことではないかと思います。
これは、近年、地球環境保護や動物保護などの理由からベジタリアンやビーガン食を選択する人が世界中で増えており、内閣府・内閣官房職員の中にも、ベジタリアンやビーガンであったり、ベジに関心を持っている人が少なからず見られることから、食堂運営業者に対し、ベジ・メニューの導入に踏み切るようお願いしたものです。
当面は、3月を試験期間とした上で毎週金曜日のみの提供とし、その際の利用者の反応や売れ行きなどを考慮しながら、4月の本格導入に向け検討していくこととなっています。(「一食も売れない」などといったよほどの事情がない限り、予定通り本格導入されると思います。)
なお、4月には、ポール・マッカートニー氏が来日する予定ですが、今回のベジ・メニュー導入の決定は、「ミート・フリー・マンデー(週いちベジ)」キャンペーンを積極的に推進しているマッカートニー氏への敬意と、今回の来日公演への祝意、という意味合いも込められています。
いずれにしましても、2020年の東京オリンピックを控え、これからビーガンやベジタリアンも含め多くの外国人訪問客が見込まれる中、今回の措置がひとつの刺激となって、今後、ベジ・メニューを導入するレストランがさらに増えることを願っています。そして、ビーガン・ベジタリアン料理は、肉や魚料理に比べて全く遜色がなく、しかも、お洒落でクールなんだという認識が広がれば、非常に嬉しく思います。