日食フェスを終えてポートランドのダウンタウンへ
ここには小さいながらも世界初のveganミニモールがあります
今回の旅の大きな目的の一つはここへ来る事!!
地図の左側に書かれている4件の店の他にもう1件小さなレストランがあります。
川によって西と東に分かれているポートランド。西側はモダン、東はラフながらもアーティスティックな場所が多いです。
MAX という路面電車の「Lloyd Center/NE 11th Ave MAX」駅から歩いて18分くらい。
MAXはレッド、グリーン、ブルーと3路線あり、一番わかりやすい交通機関ですが、バス等を駆使すればもっと歩かずにすみます。
ただ、veganモールがあるのは川の東。
こちら側は治安の悪い地区もあるので、海外慣れしていない方はご注意を。できれば海外慣れしている方と一緒に行って欲しいところ。そして、昼間の訪問をお勧めします!
アメリカは1ブロック過ぎただけでも雰囲気がガラッと変わります。
「何か怪しい雰囲気だな」と感じたら、慌てず引き返して他のルートから行くなりの対応をして下さい。
私はポートランドが彼の実家な故、何度も来て慣れている場所にも関わらず今回盗難に遭ってしまいました^^;
海外旅行保険に入っていたので大分ダメージは減りましたが、心のショックがデカイ!!
保険の大事さを痛感しました!!
モールと言っても5件ほどのお店があるだけ。大きなものではあり
ませんが、内容は大充実!
レストラン、カフェ、服飾・雑貨店、スーパー、タトゥーショップ。ここにくればveganのものが何でもそろいます。
衣料品や化粧品にはオーガニックの原料が使われているものもたくさん。
オーガニック×vegan。最高のエシカルクオリティですね!
こちらはイタリアからインポートしたマイクロファイバーを原料にしたお財布。
見た目も強度も本革に負けません!水に強い分、本革以上のクオリティ。
何より、命を犠牲にしていません。
写真に写っている商品はこちらのサイトから買えるものもありますよー!
ただ、約16,000円以上だと関税がかかるので、一度のお買い物はそれ以下の金額にした方が無難。
(このお店に限らず、海外のお買い物はすべてそうです。)
どのデザインもとてもオシャレなのにきちんとアニマルライツをPRしているのもとっても素敵!
かわいすぎて、どれを買うか迷ってしまいます。
ちなみに、このお店で「おすすめのveganレストランありますか?」って聞くと、ポートランドダウンタウン周辺のveganレストランをまとめたチラシがもらえますよー!
お次はveganスーパーへ
veganのお店をハシゴできるなんて、もう!!なんて幸せ!!
この冷凍食品の充実っぷり!!!
お菓子だってこんなにあるのーーーー(T_T)(T_T)(T_T)
発狂!!!
vegan、オーガニックのペットフードも!!
店ごと買い占めたい気持ちを抑えてなんとか商品をしぼりました。たくさん買った!
興奮しすぎて疲れたので隣のveganカフェでソイラテを購入し、
先ほど買ったサンドイッチとグルテンフリーのveganチーズケーキで一休み
こちら、veganカフェの店内。
ショーケースに入ったお菓子ももちろん全部veganです。
スーパーで買ったveganチーズケーキ。
早く食べた過ぎて、食べる前の写真撮り忘れました。。。
この雑な写真の撮り方、おゆるしください。
ここから番外編。
veganミニモールでなくても、アメリカではveganのコスメが簡単に手に入ります。
(と言っても私が知るのは西海岸&ニューヨーク事情とEU数カ国だけですが、知りうる限り今まで言った欧米に比べると日本が一番vegan&オーガニック商品手に入りづらいです。)
スーパーやデパートにも堂々と「クルエルティーフリー」をセールスポイントにした看板を出したコスメブランドが。
こちらのブランドは全てがvegan仕様ではないものの、veganラインナップもあります。
発色も良いので、渡米の際には是非チェックしてみて下さい^^
↓
https://tartecosmetics.com/en_US/home
e.l.f.は全ての商品がvegan。
しかもかなり手頃な値段です。targetなどのディスカウントスーパーでも売っています。
そして、帰りのトランジットが長時間だったため、一旦外に出てLAに住むvegan友達とお散歩♡
サンタモニカビーチに連れて行ってもらいましたー!
UBERで連れ回してくれて本当に感謝です!!(T_T)
大盛りのサラダランチを食べて、アーバンアウトフィッターズで念願の「Lime Crime」のリップとヘアカラーを購入!!
このブランド、めちゃめちゃ可愛い不思議な色がたくさんあるコスメブランド。
そして全てveganなんです!!
↓
https://www.limecrime.com/
そして帰途へ。
ロサンゼルス国際空港でこんな看板を発見。
「買わなければ、彼らが死ぬ事も無い」とゆう密輸&エキゾチックアニマルを販売する事に問題を問いかけるものです。これ、セキュリティーの列の横にあるので、絶対目につく場所。写真ではわかりにくいですが、かなり大きなパネルで3パターンはられています。
素晴らしい啓発であるとともに、ここでもやはり密輸とエキゾチックアニマルを欲しがる人が多いのだなと気づかされます。しかし、こうやって人が集まるところで大々的にアニマルライツな広告をうてる環境が激しくうらやましい!!
vegan食の手軽さはもちろんの事ですが、アメリカにいる間ほとんどの食事が自然とオーガニックになっていました。
それほどまでに日常にエシカルな生活が浸透しているんです。
動物虐待など、アメリカでも問題はたくさんあります。しかし、それに対処する法律も日本より定まっているし、アクションをできる環境があります。日本はそれさえない。
ポートランドも、彼が子供の頃はもっとペットショップが沢山あったそうです。
それがいつのまにか全くと言っていいほどペットショップがなくなりました。
現地で小動物を数匹売っているお店は1件だけ見た事がありますが、動物が売られるショーケースは広々としていて、一番目につく場所に大きく「まずは、買う事でなく譲渡する事を考えて下さい」と書いてありました。衝動買いを促す日本のペットショップでは考えられない事ですよね。
そして、今ポートランドには立派なシェルターがあります。みんなそこで動物たちを家族として迎えるんです。
20年くらいで変われたなら、日本だって変われるはず。
最近日本ではペットショップはもちろん、猫カフェやフクロウカフェ等、動物の生態を無視した商売が急激に増えています。オリンピックを目の前に日本の道徳心の低さを示しているようなもの。
本当に悲しいです。
vegan食にはなれなくても、ペットショップで「買わない」、動物カフェ、動物園、水族館に「行かない」事くらいはできるはず。需要がある限り、苦しむ動物は増える一方です。
一人一人の選択で変えられる事がある。一人一人がヒーローになれるんです。
日本でも早くエシカルな生活が欧米のようにスタンダードなものになって欲しいです。