【レシピ】とうもろこしのすり流し

とうもろこしが 旬を迎えました!

冷凍コーンや缶詰コーンは 年がら年中ありますが フレッシュなとうもろこしを食べられるのは 今だけです。
私は とうもろこしが大好物なので 毎日のように 蒸して 一本ごと ムシャムシャと食べています。 そして食べ残した芯と皮とひげ根を 水と一緒にコトコト20分ほど煮て 出汁を取ります。 このお出汁は さっぱりしていて甘くて おいしいので 味噌汁に使ったり ご飯を炊く時に 水代わりとして使ったりします。

 蒸して丸ごとかぶりつく次に好きな食べ方は 二つあります。
ひとつは とうもろこしご飯、https://www.hachidory.com/food/00/id=641

もう一つは 今日紹介する ”とうもろこしのすり流し”です。
とうもろこし、水、白みそ たったこの三つで できてしまう超シンプルスープです!
とうもろこしの味が凝縮されて 暑い日に冷たく冷やして食べると 思わず ため息が出てきてしまうくらいです。
まだ涼しい朝のうちに作って お仕事が終わって夕方に食べるのがお勧めです。

最後にトウモロコシの豆知識です。

この時期に売られているフレッシュなとうもろこし、どこで作られているか 知っていますか?   はい、そのほとんどが日本です。 安心しましたか?

ところが とうもろこし全体の消費量を見ると そのほとんどは 輸入に頼っています。
ということは 私たちが夏に食べるフレッシュなとうもろこしは 全体量のうちの ほんのわずかの量だということです。 それでは 私たちが食べているフレッシュとうもろこしの99倍はあるだろうと思われる 輸入されているとうもろこしは どこにいってるんでしょう?

その多くは 畜産動物の餌になっています。
畜産動物たちは 人間が食べる量なんか比べ物にならないくらいの とうもろこしを必要としているのです。  畜産動物たちは どうして そんなに大量のとうもろこしが必要なのでしょうか?
 

日本の養豚場

日本は とうもろこしの輸入量が世界一 との統計が出ています。
その9割が アメリカから やってきます。
アメリカのとうもろこしと言えば そのほとんどが 遺伝子組み換えです。
ということは 市場に出回っているお肉のほとんどは 遺伝子組み換えで育っているということです。

日本のとうもろこしは とってもおいしいです。
そして その消費は 国内産だけでまかなえています。
その上 日本での商業用食品の遺伝子組み換え栽培は 禁止されています。

ですから 遺伝子組み換えのとうもろこしを海外から大量に輸入して それを畜産動物に食べさせて その肉を人間が 食べるのではなくて 私たちが 直接 国産のとうもろこしをたくさん食べる方が いいですね!

ということで とうもろこしのおいしいレシピを どうぞ!

        とうもろこしのすり流し


材料(約2人分)
とうもろこし 1本
水 1Lくらい
白みそ40g

作り方

 1. とうもろこしは ひげ根と一緒に皮をむく。 そして芯から実を離す。

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2. 鍋に 水、ひげ根、皮、芯を入れて火にかける。 沸騰したら 弱火にして そのまま20分くらい コトコトさせる。


3. 水分が半分くらい蒸発したら ざるでこす。 この時 スープの量が 500ccくらい残っているといい。 少ない場合は 水を足し 多い場合は 次の段階で煮詰めて調整する。

4. こしたスープを鍋に戻し 切り離したとうもろこしの粒を加える。 火にかけて 沸騰したらアクを取る。 弱火にしてふたをして そのまま 20分くらい火にかける。

5. 火を止め そのまま粗熱が取れるまで 待つ。

6. ミキサーに移し 白みそを加えて なめらかになるまで 攪拌する。

 

7. ざるでこす。

8. 容器に移して 冷蔵庫に入れておく。

9. 冷えたら 器に移して 何か緑色のものをあしらい テーブルへ。

                                                            オレガノをあしらいました。

HAPPY COOKING!

プロフィール

米沢 玖来乃くりな
自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、シャーシャ(飼い犬)との散歩 

Kurina’s Cooking Class

場所:埼玉県入間郡毛呂山町

開催しているクラス: 
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
 4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。
「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ:http://kurinascooking.la.coocan.jp/
「Macrobio-vegan Life」 ブログ : https://kurinascooking.blog.ss-blog.jp/
料理検索ガイド クスパ  http://cookingschool.jp/school/kurinascooking

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