【レシピ】ずんだ入りお月見だんご

9月21日は 中秋の名月でしたが あなたはお月見をしましたか?
きっと忘れた人が多いんじゃないでしょうか、、、。

忘れてもまだ大丈夫、これからやってくる10月18日の十三夜に 是非 お月見をしてください。

中秋の名月は もとをたどれば 中国から伝わってきた行事ですが 時代と共に 翌月の十三夜と 翌々月の十日夜にもお月見をする 日本固有の習慣が 生まれました。

十三夜は 別名 栗名月あるいは芋名月とも呼ばれます。 
ですから 月見だんごの他に この時期に収穫できる栗や里芋に 葡萄や梨の果物なども 供えたりします。

以前 日本の伝統的なほとんどの行事が 旧暦(月暦)で行われずに 新暦で行われていて それが とても不自然なことであることを お伝えしました。
 
ところが お月見は どういうわけか いまだに旧暦に従って行われています。 
どうしてこの行事は 新暦で祝わないのか 逆に不思議なのですが だれかが こればかりは お月様に敬意を払わなければと 月暦に合わせたのでしょうか、、、。 

今月は これからやってくる十三夜に 是非作りたい「ずんだ入りお月見だんご」を ご紹介します。

ずんだをくるむのが 初心者や子供には ちょっとむずかしいかもしれません。
むずしいのはちょっと、、、と思う人用に 二つの提案があります。

1,中級:何も入れずにおだんごを作り お供えするときに(食べるとき)に ずんだと一緒にお供えする(食べる)。

2,初級1:「ずんだを作るのもひと手間で大変」と思う人は 以前紹介した “かぼちゃの月見だんご”を 作ってみる。 こちらは超簡単です! https://www.hachidory.com/food/00/id=942

3,初級2:なにも入れずにおだんごを作り 購入したあんこを添える。

ずんだの他に 小豆あんやかぼちゃあんを入れて作ってもおいしいですよ。
 

 

お月見だんご ずんだ入り

 

材料 (約15個分)

 

白玉粉 120g
豆乳100g ~ 120g
ずんだ 120g *https://www.hachidory.com/food/00/id=1182

(ずんだのレシピでは たれをかけて食べるので 甘さ控えめです。
お月見だんごには たれは必要ありませんから 材料のてんさいシロップかメープルシロップを てんさい糖かビートグラニュー糖に変えて作ってみるといいかもしれません。 そうすると 甘さも増し ペーストも固めにできるはずです。)

 

準備

 

  1. 4時間前(あるいはそれ以上)に ずんだを15等分して ボール状にする。(一個8gくらい) おだんごの生地で包みやすくするために 成形したものを バットやタッパーに入れて  フリーザーに入れて 凍らせておく。(ずんだが お互いにくっつかないよう 間隔をあけてバットに置くこと。)

  2. ブレンダーか すりこ木・摺り棒がある場合は それらを使って白玉粉を 粉末状にしておく。 (なければ粉末状にしておかなくても大丈夫。)

  3. おだんごをこねる前に 鍋にたっぷりの水を入れて 火にかけておく。

  4. おだんごを茹でる前に 氷水をボールに用意しておく。
     

作り方
 

  1. ボールに白玉粉と豆乳を入れて 指でよく混ぜ合わせる。

    注意点1:白玉粉は かたまりになっているので 豆乳と混ざるのに 時間がかかります。 ですから 気長に時間をかけて 混ぜ合わせます。 (粉末状にしてあると ずっと混ざりやすいです。)

    注意点2:豆乳の種類によって濃度が異なるので まずは少なめに100g入れて混ぜます。 様子を見ながら 少しづつ足していき 耳たぶの方さくらいに調節します。

     

  2. 白玉粉と豆乳がよく混ざったら 1~2分、捏ねる。

  3. できた生地を15等分に分けて ボール状にする、(1個15gくらい。)

  4. 平らに広げ 真ん中に凍らせておいた ずんだを置き 生地で包み 丸く成形する。
    *中に包むあん(ずんだ)が柔らかいと包みづらいです。


  5. 沸騰したお湯に入れて 茹でる。

  6. ​​​​プカプカ浮かんできたら そのまま1,2分 茹でる。

  7. 穴あきおたまですくい取り 準備しておいた 氷水に入れる。

  8. 全部茹で上がったら ざるで水を切り 取り出す。

  9. 取り皿に盛り付ける。


     

備考

  1. 今回のおだんごは 白玉粉と豆乳で作っています。 
    白玉粉で作ると上新粉や餅粉に比べて なめらかで舌触りのいいおだんごになります。 
    また 豆乳は水で作るよりも モッチンモッチンに仕上がり 時間が経っても固くなりにくいです。 

 

  1. 今回の作り方では ツルンツルンしたおだんごができるので 積み重ねることはできません。 (写真の飾りのお供えだんごは 本物ではありません。 一か月くらい飾るために 紙粘土で作りました。)

 

Happy Cooking !

 

プロフィール

米沢 玖来乃(くりな)

自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、シャーシャ(飼い犬)との散歩 

Kurina’s Cooking Class
場所:埼玉県入間郡毛呂山町
開催しているクラス: 
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
 4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。
「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ:http://kurinascooking.la.coocan.jp/
「Macrobio-vegan Life」 ブログ : https://kurinascooking.blog.ss-blog.jp/
料理検索ガイド クスパ http://cookingschool.jp/school/kurinascooking

[html_block id="258"]