【レシピ】濃厚豆乳チーズ

あれよあれよという間に2021年最後の月に入ってしまいました。

クリスマス食品、おせち料理の商戦合戦は 今年も相変わらずで それらの画像を目にすることも多くなってきました。

いつのころからか 出来上がったものを買って食べるという習慣ができてしまったので しかたのないことなのかもしれませんが 私は いつも そんな画像を見ると とても残念に思ってしまいます。

売っているものは 儲けることが第一なので 原料の価格を抑えることが基本にあります。 それらの原料が どのようにして作られているか、どんな人が どんな環境や思いで作っているか、ましてや その裏側でだれかが苦境に立たされていないかどうかなんてことは 考えもしないことが ほとんどです。 

購入する人もそうです。 食べ歩きがもてはやされて どこそこの~~が最高においしい! ここにも食べに行った、あそこにも食べに行ったが 自慢になります。 

その基準は「おいしい!」が1番、その次は 値段です。

スーパーの買い物も やっぱり安さで 選びます。

どのようにして作られたかということが 一番目に 大事なことなのに 私が知る限りでは 学校の先生でさえも お医者さんでさえも 一般の人たちと同じように ちっとも気に留めずに 買い物したり 食事したりしています。

質素なものでいいから 不自然な原料や加工品を使わずに 自分で作るということを 大事にする、そして 買い物をするときは 原料を確認する、その製品がどのようにして作られているかを知ることが当たり前になる、そんな世の中になれば いろいろなことがいい方向に変わっていくのではないかなと思います。

ここのところ 乳製品と卵まみれのクリスマスケーキや鶏肉料理、そして魚介類、肉類で満載のおせち料理の画像が目に迫ってくるものですから ついついお説教がましい出だしになってしまいました、、、。

今日は とっても簡単にできる 濃厚豆乳チーズの作り方を ご紹介します。

材料は なんと たったの二つだけです!

このチーズは 以前に紹介したデザートに使える豆乳クリームhttps://www.hachidory.com/food/00/id=1007 とも 塩味の豆腐チーズhttps://www.hachidory.com/food/00/id=491 とも異なり 固めのしっかりしたクリームに仕上がります。 

材料が豆乳とレモンだけなので すっぱいチーズかなと思うかもしれませんが 不思議とレモンの味は 抜け落ちて ちっともすっぱくないクリーミーチーズに 仕上がります。

あとで 甘味料を加えれば ケーキのデコレーションクリームとしても使えますし、塩味に味付けすれば パンやクラッカーと一緒に食べるとおいしい料理用のチーズにもなります。 

是非 作って クリスマスのケーキやお料理に 活用してみてくださいね。


濃厚豆乳チーズ

材料 (豆乳500ml分)

無調整豆乳 500ml  (無調整ならどこのメーカーでもOK)

レモン汁 大さじ2 (柚子汁でもOK)

準備するもの

  1. 木べらなど かき混ぜるもの、

  2. しっかり目のキッチンペーパー2枚か ガーゼ

  3. ざる (大きさ:作り方の写真参照)

  4. ざるを受けるボール (大きさ:作り方の写真参照)

  5. 重石(大きさ:作り方の写真参照)

  6. ブレンダー

作り方

  1. 鍋に 豆乳を入れて火にかけ 沸騰直前に 火を止める。

  1. レモンを加え 木べらで 混ぜ合わせる。

  1. すぐに分離してきますが そのまま30秒ほどかき混ぜる。

  1. 粗熱が取れるまで 置いておく。

  2. ボールの上にざるを置き ざるの上に キッチンペーパーを広げる。

  3. 粗熱の取れた分離した豆乳を ざるに流す。

  1. 表面を キッチンペーパーの四方で覆い その上に重石を置く。 そのまま 1時間ほどおく。

  1. しっかり水分が切れたのを確認して キッチンペーパーの中に残っている固形になった豆乳を取り出す。

こんなにたくさん液体がたまります。 

この液体は少しすっぱいのですが スープに利用することができます。

  1. ブレンダーで攪拌する。 

最初は ボロボロの感じ

攪拌すると スムーズなクリームになります。

  1. 用途に合わせて 甘味料を加えたり 塩やハーブを加えたりする。

*すぐ使わない場合は 保存瓶に移して冷蔵庫で保存する。 

    (冷蔵庫に入れると もっとしっかりしたチーズになります。)


応 用 法

 

濃厚チーズクリームを 味付けせずに絞り袋に入れて りんごを蒸し煮したものに 絞りだしました。

桃や梨の缶詰ともよく合うと思います。 

甘味料は加えずにたっぷりのレーズンと和え 米粉クッキーにはさめば レーズンサンドになります。

サクサクの米粉クッキーとも よく合います。

てんさいシロップと混ぜて かぼちゃ入りのパンケーキでサンドしてみました。

パンケーキとも相性バッチリ!

 少量のすりおろしにんにく、塩適量、青ネギ、ニラなどのみじん切りと混ぜてから

小さく切ったワッフルの上において。 

にんにくのアクセントが効いた塩味の濃厚チーズは 

パンやクラッカーと一緒に食べると 最高においしいです!

追記
  
このレシピはYouTubeなどでも 見つけることのできるレシピですが 私のレシピでは 極力 油の使用を減らすことを大事なポイントにしているので 今回のチーズにも 油不使用です。

よく目にするビーガン料理は ココナッツオイルなどの油の使用量が多い傾向にあります。 

ココナッツオイルは 純粋にはビーガンと言えない場合もありますし 環境にも大きなインパクトを与えています。 身体にも 負担になっているように感じます。

油を入れると ボリュームが出たり おいしくなったりするので ついつい多めに入れがちですが 適量に とどめておきましょうね。

Happy Cooking !

プロフィール
米沢 玖来乃(くりな)

自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、シャーシャ(飼い犬)との散歩

Kurina’s Cooking Class
場所:埼玉県入間郡毛呂山町
開催しているクラス:
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。
「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ:マクロビオティック料理教室 (coocan.jp)
「Macrobio-vegan Life」 ブログ : Macrobio-vegan life:SSブログ (ss-blog.jp)
料理検索ガイド クスパ: Kurina’s Cooking Class(埼玉県入間郡毛呂山町)の教室情報 | 料理教室検索サイト「クスパ」 (cookingschool.jp)

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