【レシピ】ビーガンのトンポーロー

香りと歯応えは本格中華
「ビーガンのトンポーロー」

トンポーローは皮付き豚バラ肉の塊を甘辛く煮た料理、豚の角煮とも呼ばれます。豚バラ
肉は脂身が多く動脈硬化を引き起こす恐れもありますが、ビーガンのレシピはその心配は
ありません。普段お肉を好んで食べる方にも、ぜひお勧めしたいレシピです。
八角(スターアニス)というスパイスの良い香りは、圧巻の存在感です。料理の味を決め
るのは香り、と言われる事を証明します。
車麩だけでも美味しいですが、一手間加えて、裂いた干し椎茸を強力粉で練って差し込む
ことにより肉の赤身の歯応えを再現しました。

材料4人分
車麩 大きめのもの4個
干し椎茸 4個
強力粉 大さじ5
胡麻油 適量
生姜 ペットボトルの蓋くらいの大きさ 1個
長ネギ 1本
昆布 15cm
醤油 大さじ3
紹興酒 100ml
水 300ml
八角 1個
花椒 2~3粒
盛り付け用の野菜 長ネギ4cm 、茹でたほうれん草又は小松菜や青梗菜、ミニトマト

作り方
1、 干し椎茸は8時間くらい水でもどす、車麩は20分くらい水でもどす。
2、 干し椎茸の石突きを切り外し、手で3~4ミリに裂く。裂いた干し椎茸に強力粉大さ
じ2と干し椎茸の戻し汁を混ぜ、よく練る。イラスト参照。

3、 車麩の水を軽く絞り、3等分して真ん中に切り込みを入れる。切り込みの中に練った
干し椎茸を入れる。イラスト参照。

4、 3の車麩に強力粉大さじ3をまぶし、フライパンに胡麻油を多めに入れ、両面、少し
焦げ目が着いてカリッとするまで焼く。
5、 底の広い鍋に、薄切りにした生姜、斜め切りにした長ネギ、昆布、水300ml、紹興
酒100ml、八角1個、花椒2~3粒、干し椎茸の戻し汁を入れ煮立て、焼いた車麩
を重ならないように並べ、煮汁が少なくなるまで煮る。
6、 一度冷ましてから食前に加熱すると味が染みる、茹でたほうれん草やミニトマト、と
一緒に盛り付け上に細長く切った白髪ネギを飾る。
7、 トンポーロー丼や、トンポーローバーガーなど色々アレンジ無限大!

情報提供:マクロビオティック師範 フィットネスインストラクター 小池美穂子

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