京大・東大・あなたの大学にベジタリアンメニュー

ベジタリアンという生き方が、まだまだマイノリティな今の日本。

それでも、“お肉を食べない”選択をする私は、日本の大学の食堂でもベジタリアンメニューを利用できるように!という想いで、“ベジプロジェクト”を発足しました。

目的は2つ。

  1. 誰でも、マイノリティでも利用できる食堂作り
    (ビーガンメニューなら、ベジタリアンも、コーシャも、アレルギーの人にも広く対応できます。)

  2. ベジタリアンではない人に、ベジタリアンについて知ってもらうきっかけ作り

 

ベジタリアンではなくても一緒に活動してくれる頼もしい友人、私よりももっと厳格にビーガンを貫く留学生、関心をもってくれる先生方。親身になって話を聞いてくれる生協職員の方、ベジタリアン協会の方々、ベジタリアン食材を作るメーカーさん、ベジタリアンレストランの方々、、、沢山の人たちが力を借して下さいました。本当に感謝しています。

 

プロジェクトが始動してから半年、1週間の試行イベントを行いました。満足できるメニュー、肉食に変わるメニューを意識して、大豆でできたお肉そっくりのベジミート を使い試行錯誤してできた「から揚げ」や「生姜焼き丼」「豆乳シチュー」等を食堂のメニューに置きました。予想以上の売れ行きで、ヒット商品も出るほどの反響でした。

さらに、ベジタリアンメニューの常設化を願う署名には、1000人以上がサインしてくれました。

ベジタリアンメニューの需要や、ベジタリアンにとっても、ベジじゃない人にとっても、ベジメニューを置くことがポジティブに働く事を示せたと思います

このイベントを経て、今は京大のメニューリストにベジメニューがあります。そしてなんと。私が卒業した後も意志を引き継いで下さっている京大生協の職員さんと、メーカーさんの頑張りにより、近畿圏、北陸圏の生協のリストにも、ベジメニューが載っています。

ですので!ぜひ、近畿圏、北陸圏の学生さん!そのメニューリストから、ベジメニューを引っ張って下さい。
 

(*生協の審査をクリアしたメニューが「メニューリスト」に掲載されます。
そのメニューリストから、各食堂が食堂に並べるメニューを選択します。ですので、メニューリストに掲載されているからといって、いつも食堂にそのメニューがあるとは限りません。需要や、学食としてベジメニューを置く意義を伝え、実際に食堂に並べてもらいましょう!)

 

2014年秋、ベジプロジェクトが一橋大学でも誕生しました。“ベジプロジェクト-一橋大学”、現在活動中です。

面白い事に、偶然ながら東大でも京大と同じタイミングでこの動きが始まり、今はベジメニューが常設されています。

今、日本でムーブメントが起こり始めているのかも!?

 

毎日あなたが選ぶ食。そこから世の中が少し変わるかもしれない。

あなたの大学でもベジメニューを!

Written by Haruko Kawano

 

Vege Project JAPAN: https://www.vegeproject.org/

Vege Project – Kyoto university: https://www.facebook.com/VegeProjectKyoto

Vege Project – Hitotsubashi university: https://www.facebook.com/VegeProjectHitotsubashi

 

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