【レシピ】甘夏みかんゼリー

甘夏の季節です!
みかんのように 手でむいて 手軽に食べることができないので あまり 食べることがないかもしれませんね。 

でも 甘夏は 春のこの季節には おおいに 食べたりお料理に利用してみたい果物です。
この時期 多くの人が 旬だと勘違いしてよく食べるいちごのように ハウス栽培したり 農薬を多用したりしなくても 露地で 比較的 容易に 元気に育ちます。
人工的な手を加えなくても 薬をあげなくても 容易に元気に育つということは そのもの自信にパワーが備わっているということです。 

マクロビオビーガンの基本は 人間も動物も苦しめない、そして その土地で取れた その季節の自然の恵みをいただくということです。
自然の恵みのパワーをいただくことによって わたしたちにもポジティブなパワーが おすそ分けされるのです。 

そういう食べ物を食べ慣れると 遠く離れた気候の異なる土地で取れた食材や 季節外れの食材、そして人工的に作られた加工品を口にすると 心だけではなくて 身体も違和感を感じるようになります。  
動物食品に至っては 見ただけで 匂いがしてきただけで そんな感覚になります。

そんなの困る、そんなの不便!と思うかもしれませんね。
でも そんな不便の向こうには お~おきな魅力が 隠れているんです!
その魅力が 何なのか興味のある人は 何はともあれ まずは マクロビオティックでビーガンな食生活を 少しづつ 取り入れてみてください。 

今日は 思わせぶりな書き出しになってしまいましたが はい、レシピの紹介です。
甘夏みかんゼリー、爽やかで とってもおいしいです!! 
是非 作ってみてくださいね。
(ゼリーと名付けましたが 動物から作られるゼラチンは 使用せずに 海藻から作られる粉寒天を使っています。)

甘夏みかんゼリー

このゼリーの作り方は とても簡単です。 
でも 二つのポイントがあって それらをするかしないかで 出来上がりの味に 大きな違いが出てきます。

その1、みかんジュースは どんなみかんジュースを使ってもできます。
でも できれば 無添加で 還元ではないみかん100%で作られたジュースを使用してみてください。 

その2、甘夏を加えることによって パンチと深みのある味に変わりますので 甘夏の搾り汁は 省略せずに 加えてください。 すっぱすぎて食べられないというような甘夏、よりお勧めです。

材料 (8個分)

水250g  粉寒天4g  てんさい糖50g  みかんジュース500g 

甘夏2個くらい(汁100g)     飾り用のミント、野草など

作り方

  1. 甘夏は 半分に切って 搾り器で ジュースを搾っておく。 

*皮の部分を器にするので 絞るときは 乱暴にせず 皮を壊さないように注意しながら 絞ってください。 

*汁は 100g必要なので 一個絞った時点で 量を測り 足りなかったら 次の甘夏を搾ります。

2. 絞った汁は 茶こしなどでこして 種や筋を 取り除いておく。 そして 残った薄皮の部分を 手できれいにはがしておく。 

3. 鍋に水と粉寒天を入れて 中火にかける。 たえずかき混ぜて 沸騰してきたら 弱火にして てんさい糖を加える。 そのままさらに30秒~1分ほど 火にかける。

4. 3の鍋に みかんジュースと甘夏の絞った汁を加えて よく混ぜる。

5. 器に取り分ける。 

 *甘夏の皮だけでは 足りない場合は 上記の写真のように ガラスの容器(コップ)を使用すると きれいに見えます。

6. 上に野草をあしらう。 

提案

春は 小さな野草が あちこちに咲いています。 
たくさん咲いている時は 少し取らせていただいて お料理に使ってみましょう。 
今回のゼリーには 今の時期 あちこちに咲いているオオイヌノフグリの花とカラスノエンドウの葉を あしらってみました。 野草は食べられますが 苦かったり固かったりすることもありますから お飾りとして使って 食べる時に取り除いてもいいです。
*春の野草は食べられるものの方が 圧倒的に多いですが 中には 食べられないものもあるので 注意してください。

こちらはみかんジュースではなくて お水にレモンとビートグラニュー糖を加えた寒天に いろいろな野草をあしらったものです。

以前に紹介した 濃厚豆乳チーズhttps://hachidory.com/food/00/id=1707/を スポンジケーキにまとって 野草をあしらったケーキ。 
きれいで 春っぽくて ウキウキしてきませんか?

去年のこの時期には 桜おにぎりのレシピと いろいろな野草についての紹介もしていますので よろしければ こちらも見てみてくださいね。https://hachidory.com/food/00/id=1808/

Happy Cooking!

プロフィール

米沢 玖来乃くりな
自称 Macrobiovegan  マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、一人で自然と戯れる散歩 
Kurina’s Cooking Class

場所:埼玉県入間郡毛呂山町

[開催しているクラス] 
マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
 4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。

「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ: http://kurinascooking.la.coocan.jp/
「Macrobio-vegan Life」 ブログ : https://kurinascooking.blog.ss-blog.jp/
料理検索ガイド クスパ:http://cookingschool.jp/school/kurinascooking

[オンラインレッスン]
Magical Soy 魔法の大豆クラス: https://www.airbnb.jp/experiences/1879245
Japanese Vegan Sushi ビーガン寿司クラス: https://www.airbnb.jp/experiences/1728883
[html_block id="258"]