春
内に蓄えていたエネルギーを発散させていく季節です。
冬眠していた動物たちは目を覚まし活動を始めます。
休息していた野草の種たちは身体が緩み、花や葉を咲かせます。
私たち人間も同様です。
ただ、現代の人間は、あまりにも人工的なものに影響を受けてしまっていますから、
意識的に、身体を緩めていくことも必要です。
春に生まれる山菜を取り入れて、体を緩め、暖かい季節へと体を整えていきましょう、、、。
今回は、日ごとにぐんぐん成長していく竹の子のお料理をご紹介します。
ゆで竹の子をつぶしてだんご状に成形して作るたけのこボール、見た目がかわいらしいので、子供たちも喜んでくれる春の山菜料理です。
材料(4人分)
- 竹の子の水煮 360g
- 塩 小さじ1/4
- しょうゆ 小さじ1/4
- 小麦粉 1/2カップ弱
- 菜種油(揚げ用) 2カップ
- だし 180cc
- 塩 小さじ1/2
- しょうゆ 小さじ1
- 葛粉 小さじ2強
- 水(葛粉用) 大さじ2
- 木の芽 6枚
作り方
- 葛粉は水大さじ3で溶いておく。
- 竹の子の水煮はざく切りにしてからすり鉢に入れてめん棒で細かくつぶす。(ある程度、かたまりが残っていたほうが、食感がいい。)つぶしたら、分量の塩小さじ1/4、しょゆ小さじ1/4, 小麦粉1/2カップ弱を加えてよく混ぜ合わせる。
- 2の竹の子をボール状にして中温の菜種油で揚げる。
- 鍋に、だし、塩小さじ1/2、しょうゆ小さじ1を入れて、火にかけ煮たったら、1の水で溶いておいた葛粉を回しいれる。沸騰してとろみがついたら、火を消す。
- 3の竹の子ボールを器に盛り、上から4のたれをかけ、飾りに木の芽を一枚飾る。
ポイント
- フードプロセッサーでAの材料をガ~ッと撹拌してもできます。スムースな食感になります。
- 小麦粉の量は竹の子のかたさでも変わってきますので、様子を見ながら足していって下さい。あまり入れすぎてもかたい食感になってしまいますので、ちょっと緩め、どうにかボール状になるくらいのかたさがちょうどいいです。
- 葛粉がなければ片栗粉をつかってもいいです。
- 竹の子は、上部の柔らかい部分は、竹の子ご飯、お吸い物、煮物などで楽しみ、残った下部のかための部分をこのお料理に利用すると無駄なくそしておいしく食べることが出来ます。
プロフィール
米沢 玖来乃
自称 Macrobiovegan マクロビオビーガン
職業:マクロビオティック、ビーガン料理 インストラクター
趣味:料理、シャーシャ(飼い犬)との散歩
Kurina’s Cooking Class
場所:埼玉県入間郡毛呂山町
開催しているクラス:
- マクロビオティックの基本を学べる 初級マクロビオティック
- ゆるいマクロビオティック料理を学べる ワンデークラス (ビーガン料理に 似ています。)
- ビーガン風のお菓子を 英語を使いながら学ぶ 英語でお菓子作り
4~6人の少人数制で、のんびりとゆったりしたレッスンです。
「Kurina’s Cooking Class」 オリジナルホームページ: http://homepage2.nifty.com/ryokojp/
「おいしいマクロビオティック」 ブログ : http://kurinascooking.blog.so-net.ne.jp/
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