お寺に泊まるのは特別な体験。
お料理だけを頂きにいくこともできます。
この宿坊はお寺が運営していますので、出迎えてくれて、いろいろとお世話をしてくださるのもお坊さま。
Tシャツまで売っているのでサイトを見ると手広くやっているような感じがするんですが、実際に行ってみるとまったくそんなことはなく、修行僧と共に過ごすというとても厳粛な気持ちになる1日になります。
広いお寺の中を自由に見学ができます。それだけでも行く価値アリです。
外のきれいなお庭を磨き上げられた室内から眺め、長い廊下を歩くというのはあまりない体験な気がします。
建物と建物の間は地下でつながっていました!
どきどきです。
自然光をとる窓も。昔からあるんですね。
地下を通ってたどり着くのが座禅をする場所。
夜と朝、座禅をさせてくれます(1回40分)。私たちは朝だけで。40分が短く感じられます。でも足はしびれます。
ふと窓から見える景色がなんだか芸術。
たくさんのお部屋に、たくさんの貴重な阿弥陀如来さまやらいらっしゃいまして、それはお写真は控えてご挨拶だけして・・・(多分撮っても平気です。宝物館だけは写真撮影NGです)
でもこれは撮らずにはいられない!
トイレの神様
ちなみにトイレ男女兼用。とはいえ、女子トイレは別途ウォシュレットで超きれいなトイレちゃんとありました。男性は夜中に目が覚めた時でもここに行かないといけないみたい。こわい?いや、神様だから・・・
長い廊下に感激したりして。
屏風の絵もすごい~~~
5時になったら、お夕食の時間です。
この精進料理が、絶品でした!
煮物・車麩やこんにゃく・おひたし・ごま豆腐・酢の物・炊き込みご飯・お漬物・お味噌汁
天ぷら・昆布の揚げ物・豆腐のくずあんかけ・きのこと生麩の煮浸し・おはぎとメロン
で、もうお腹がぱんぱん!
お風呂は、タオルありません。歯ブラシもありません。私たちはタオルを忘れていき、近くのドラッグストアで急遽調達しました。みなさまお気をつけて。ドライヤーは貸してくれます。
夜は写経。
ここで重要なヴィーガンポイント!!!(私は思い至らず失敗)
写経をするための筆が動物の毛です!!!!!!!!!悲
写経をする場合は、化繊の筆を持参すべしです。
途中で気が付き、苦々しくも、「動物の解放」を願って、朝、ご祈祷をあげていただきました。ごめんなさい。
消灯は9時。おやすみなさい。なんでそんなに早く寝たほうがいいかって言うと・・・
朝は5時から座禅だから。
5時にお坊さまが鐘を鳴らして起床時間を告げてくれます。が、もちろんもう少し早く起きてないと間に合わない!
朝の祈祷も追加の料金を払ってやるべし。おすすめ。
朝のお掃除もやるべし。一日お世話になると、せめてなにか貢献せねばと感じるのでこれもおすすめ。
朝ごはんもおいしいですよ。
そしてお箸を持って帰ってOKとのことで、いただいて帰りました。
えっと、8,000円で本当に大丈夫でしょうか。
スッキリした気持ちで、帰りましょう。
なにも行事やらがないときだと、館内をお坊さまが案内してくださったりもしますよ。