ヴィーガンの方は、健康な方が印象として多く、そんなに病院にかからない人が多いかもしれません。
私も入院なんてしないと思っていましたが・・・
ところが!
来てしまいました。入院が。
重い病気ではなくとも、緊急入院の必要に迫られる!そんなことがあるんですね。
さて、お産などで事前に入院することがわかっていたり、調べる時間があるのなら、対応してくれるのかお電話で確認してからその病院を受診することができます。
お産などは意外にマクロビオティックを採用している病院や助産院がけっこうあります。
ところが、緊急時はどうしたらよいでしょうか。
病院を選べません。
いますぐ行かないと死にます。
心臓や呼吸系の場合や、脳梗塞、事故などが該当するでしょうか。
この記事はそんなあなたの不安を払拭するための記事です。
近所のクリニックに言った後に、「これはまずい!大学病院だ!今すぐだ!途中で死ぬかもしれない!」と言われ、指定された病院へ。
緊急入院と相成りました。
そこで、「私は動物性食材を食べません」と白状します。
栄養士さんがいらっしゃり、お話をし、栄養が不足される場合は外部からの持ち込みを可にしてもらいつつ、ヴィーガン対応をしてくださいました。
細かく確認しなくてはなりません。
お肉、お魚、肉の加工品、乳製品、卵製品、動物性の出汁、動物性の油、レバー(当たり前ですがチェックリストに書いてありました)、仕入れができないためパンも麺もNGです。ゼラチンも確認してくださいました。
(主食がごはんだけではかわいそうだ みたいな空気が一瞬流れてきた気がしますが、正直、病気の時にパンはないんじゃないだろうか、グルテンだし。)
流動食は概ねOKです。
重湯と豆乳とゼリーとジュースなど。
ゼリーと言っても、大抵はゼラチンなんて使われていません。
流動食を抜けてからは、特別に作っていただきました。心から感謝です。
トマト煮込み、煮物、冷奴、胡麻和え、酢の物、サラダ・・・等々。まだお粥食なので、主食はお粥。
昆布だけのお出汁などは仕入れられていないようで、煮物は醤油煮。醤油だけでけっこうおいしいんですね!と発見したり。
初回の冷奴には鰹節を掛けたかったのだと思いますが、お醤油のみで。次の日は大根おろしとネギを載せてくだいました。ありがとうございます。
病院なのでわがまま言いづらい、でもちゃんと誠実にお願いをするしかありません。
だって、動物は食べ物じゃないんだから・・・
その代わり、ちゃんと感謝の言葉と誠実な態度を忘れずに。
日本の伝統、がんも、便利ですね~。
天ぷらは卵なし。
ついに食べられるドレッシングがついに見つかったらしい!(これまではサラダはお塩で頂きました)