童謡 「おべんとうばこのうた」

これっくらいの おべんとばこに
おにぎり おにぎり ちょいとつめて
きざみしょうがに ごましおふって
にんじんさん さくらんぼさん しいたけさん ごぼうさん
あなのあいた れんこんさん
すじのとおった ふき
 
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 いろいろなバージョンがあると思うけど、いちおうこの歌詞を載せておきます。
 
  先日、何げなくこの歌を口ずさんでいたら、このお弁当は、素晴らしくベジだったので、あらためて驚きました。知っていたはずの物事とこうやって出会い直す のはいいものです。上の歌詞では「さくらんぼさん」になっているけどわたしは「山椒さん」で歌いました。それでもベジですね。この歌は、いろんな動物たち が出てきて楽しいです。
 キャラ弁が流行っているようですが、昔のお弁当は、これが標準だったんではないでしょうか。お節料理だってこんなかんじだったんじゃないでしょうか。
 
  ヴィーガンになった人の多くはそうだと思うけど、料理をしたり、お弁当を作ったりする機会は増えると思います。わたしたちは「外食できなくて不便」という イメージを持たれがちですが、それに変わるよろこびがあります。お弁当とまではいかなくても、おにぎりやお茶を持って出かけたり、公園のベンチで食べたり するのは、こどものころに戻ったようで楽しいです。ノンベジの方とも、デパ地下などで、それぞれが食べるおにぎりやお弁当、だんごなどを買って、ベンチで 食べたりすることもあります。会計も別々だし、誰とでも気軽に食事ができます。
 
 むかし、イギリス人のパートナーがいて、彼はヴィーガ ンでした。わたしが始めてちゃんと関わったヴィーガンです。彼のためによくおにぎりを作りました。ヴィーガンレシピを知らなかったので、おにぎりばっかり だったけど、文句を言わずにおいしいおいしいと食べてくれました。ゆかりや、高菜、梅干し、ゴマなどのおにぎりでした。一度間違っておにぎりのことを「お むすび」と言ってしまい、「オムスビってなに?おにぎりとどう違うの?」と聞かれ、にほんごネイティブとしては答えるべき場面でしたが、今でもよくわかり ません。どう違うんだろう…。
 
 
猫家知恵蔵



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